暖簾に腕押し

軽度発達障害?の息子と、膠原病の母の記録…おおげさだな~。

09月≪ 10月/12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

公開講座から

早く報告を…と思いつつ、どんどん日が過ぎてしまいました。
「ハートをつなごう」でお馴染み田中先生の公開講座(札幌ではなく更に北の町にて)、あまりブログなどで公開?している方は見かけませんね。
本来、有料の公開講座をネット上に公開してしまったら、寒い中会場へ駆けつけた参加者は何だったのか?!となりかねません。

では、簡単に…。というか、印象に残った部分をかい摘んで…。お話は3つ。
1つ目は、北大の子ども発達臨床研究センターの宣伝?
http://www.hokudai.ac.jp/educat/infants/infants.html

2つ目は、発達障害の先進国アメリカにおける支援事情、特にニューヨーク州立大学バッファロー校における実践(夏期治療プログラム=STP)の紹介は目新しいものでした。これを、日本でも行っているのが久留米医大…というのは県民の通称でして、本当は久留米大学医学部です。久留米と聞くだけで身震いします。何を隠そう、我が子が始めて「自閉的傾向あり」とお医者さんに言われたのが、まさしくその病院だったからです。

その久留米で有名なのが、発達障害を研究されているDr.山下裕史朗(小児神経科)。夏休みに(九州の夏休みは長い)、通所で集団生活適応能力を身に付ける訓練「特別な支援が必要な子どもを対象とした夏期治療プログラム」が行われているようであります。
どちらかというと、ADHDが対象のようです。訓練の是非、ご褒美システム?の是非はありましょうが、本人や家族の「困り感」は事実でしょう。(※「困り感」←田中先生がよく使われますが、実はこれは「発達障害のある子の困り感に寄り添う支援」の著者、佐藤暁先生が使われ始めた表現で、現在学研が商標登録をしているそうです。情報提供:ひいちゃんパパさん
社会や学校生活への適応能力を高めよう…という試みだそうですが、社会や学校が変わらない(変えられない)以上、本人が訓練するしかないのか?!うーん、葛藤。。。
アメリカも日本もそうですが、この夏期治療プログラムの問題点は、お金のある人しか受けられない…ということ。久留米の場合は、保護者の自己負担+企業からの寄付だけで、スタッフの交通費(研修を含め約3ヶ月!)などは無償…だったそうです。

3つ目は、「我が国における「生きづらさ」私説」と題して、田中先生のお考えが…。その中から印象深かったことをいくつか…。
ADHDの場合、行動療法と薬物療法しかないようですが、まず薬物に頼るのではなく、まず行動治療をしましょう!ということ。リタリンの効く子と効かない子は、6:4なんですね~。4割の子には効かない、効いても副作用がある。。。これは膠原病の薬でも同じです。
それから、「軽度発達障害」が「うつ」ぐらい有名にならないといけない…ということで、このマンガが具体例にあげられました。ツレがうつになりまして。
それと、診断名に拘る必要はないのではないか?ということ。何年かしたら診断名も変わるかも。スペクトラムで、ボーダーは判りにくい。診断名よりも、本人の生きづらさや「困り感」に寄り添うとか、周囲が変わる必要があるのではないか?などなど。私的には、発達障害っぽい子を持つ親として、涙無しには聞けないお話ばかりでした。
先生の言葉を借りれば、「子どもは発達障害に困っているのではなく、自分が思うようにいかないこと、周囲から期待されていることがかなわないことに困っている」とのこと。更に、「障害を治すのではなく、状況、関係性を修復すること」「子どもの心を認め、育ちを信じること」「個人の自立より、肩を寄せ合って暖を取る…相互支援・連携支援」「異質な他者を排除せず、認め合う」そういったことを大事にしてゆきたい…と締め括られました。

(余談:北海道の人って笑わないのね、せっかく先生が面白可笑しく仰っているのにクスリとも笑わない参加者の皆さん。。。笑いを堪えるのが辛かったわ~)
スポンサーサイト

コメント

病院へ行くと、まず第一が「投薬治療」です。
ま、病院なので仕方ないかもしれませんが。
長男の主治医も軽度発達障害では有名な医師ですが(どちらかと言えばアスペルガーに強い)、「まずは薬。時間を掛けて行動療法と環境調整」という感じです。
行動療法と環境調整は時間が必要ですものね。
でも、そちらの情報を本当はたくさんいただきたいのになぁと、毎回こっそり思いつつの受診です。

コメントありがとう。久し振りだね。

コメントありがとうございます。
田中康雄先生のナチュラル・サポートの考え方は
いつもステキだな、と思います。

まさしく私が先日日記に書いた本。
うつだって,当事者以外にはずいぶん理解されていませんよ。
現にうちの姑は,いまだに「気分の問題だ」とか「子どももいるのにがんばらな」とか,禁句の連続。
この本を読んでねと突きつけましたが・・・

私は,うつも発達障害もそんなにマイナーなものとは思っていませんでした。
そうか,学校関係者以外の人には,あまり知られていないのか。

こんばんは

田中先生とは、「ハート・・・」で何度もご一緒させていただいたのに、実はまだ講演は聴講したことがありません。
そばに居てくださるだけで癒されるような、そんな暖かい方でした。
ぜひ一度(と言うか、いっぱい)聴いてみたいですね。

「困り感」についてですが、これは「発達障害のある子の困り感に寄り添う支援」の著者、佐藤 暁(さとる)先生が使われ始めた表現で、現在学研が商標登録をしています。

>jack-jackさん
病院というと、やはり真っ先に投薬なんでしょうかね~。
行動療法、ニューヨーク→→久留米、これからは全国的に広まってゆくのではないでしょうか? 夏休みの短い北海道でも、じゃあ冬休みにやってみようか? という意欲的な方々もおられるようですし…。
子どもの身体と心に負担のかからない方法で、色々なことが試されると良いと思います。何たって、アメリカより50年?遅れているらしいですから。。。

>みゆきちゃん
ありがとう♪
大きな文字は、「表示」から文字のサイズを「大」に変えたり、「ツール」の「インターネットオプション」から「ユーザー補助」を使ったりすると大きくなるのですが、いちいち変えるのが面倒だったりして。。。

>sasaさん
>ナチュラル・サポート
な~るほど! 自然に逆らわないサポートが、すっごく人間的で暖かい感じがしたのですよ。困っている子や、困っている家族の立場になって考えてくださるのが、とっても嬉しかったですi-241

>ブーハさん
本当に正しく「うつ」を理解しているかどうかじゃなくてね、一般的に、「最近ちょっと鬱っぽいんだわ~」と誰かが言った場合、そんなに吃驚したり、「鬱って何?」という人が少なくなったという意味で。
それに対して、「発達障害」と言えば何か発達に障害があるのかな??と薄らぼんやり思ったとしても、「軽度発達障害」に至っては、「何?それ?!」と言う人のほうがまだまだ多いと思われます。ましてやそれが、脳の機能障害だとか、知的障害を伴わない自閉症だとかADHDだとかLDだとか、もぅ、一般ピープルの理解を超えているのではないでしょうか? そういう意味でね。

>ひいちゃんパパさん
海をながめながら缶コーヒーの、ひいちゃんパパさんi-179ありがとうございます!
田中先生は、ただでさえお忙しいのに(北大のセンター、人手不足?のような感じを受けましたが…)、執筆にTVに講演に全国を駆け巡っておられるご様子。御地の近くにも、来られると良いですね。。。

「困り感」に関する情報も、ありがとうございました! 早速本文を訂正しておきます。

うちの一般ピープル

そうですねぇ。確かに,「うつ」と言って,「それ何?」と言う人は少なくなったような気がします。

「発達障害」という言葉の知名度ですか。
確かに,うちの姑も「最近,発達障害というのがあるんだってねぇ」と最近言い出し,こっちはズルッとこけました。
夫にも,何度も「発達障害」についての説明をしましたが,やっぱり知らないみたいです。
ただし,夫は毎晩晩酌の人なので,よく記憶が飛び,同じ説明を何度したか・・・結局素面になったら忘れています。ガックシ

私も同感です

はじめまして。

実は以前から時々訪問させていただいております。

隠れファン?の一人です。

確かに、この十年間くらいで「うつ病」は生活習慣病並みの市民権(誰にでもかかりうる病気である)を得ましたね。

今まで、「親の育て方が悪いから」などの偏見にさらされがちだった発達障害も、もっと世間一般に知ってもらう必要があります。

最近は、成人の当事者が著した書籍なども多く見かけるようになりましたし、もう少しかなという期待はあるのですが...。




>ブーハさん
あはは、晩酌ですか。記憶が飛ぶって…、飛ぶほどお飲みになるのでしょうかi-229
本は、どうでしょう? ご主人は百科事典を読むのもお好きだとか? 事典ではありませんが、S幌のM善で見つけた本(しかも平積みしてあった)、薄いし解りやすくて良いかも~(3冊)。
http://homepage3.nifty.com/douseisha/kyouiku/kyouiku.html#koukinou

>ナートさん
ありがとうございます。こうもりっ娘さんですよね? 以前、何度かお邪魔したことがあります♪

>親の育て方・・・
ナートさんの所を拝見していて、ドキッとしました。ウチも息子が幼少のころ、家業が忙しくてかまってやれなかったもので…、お母様と同じことを考えていたのですね。今では、必ずしも育て方が原因ではない…と言われていますが。

>成人の当事者
ニキ・リンコさんの本、読みました。夫は、ドナ・ウィリアムズさんの本を読んでいます。

べてるの家、ご存知なのですね。そういった施設や「自助」にも興味があります。間もなく観る予定の、「モーツァルトとクジラ」にも!
ナートさんも、どんどん?声をあげてくださいね。これからもヨロシクです(^^)/

コメントの投稿


管理者にだけOK

トラックバックURL

HOME

プロフィール

くるりん

Author:くるりん
↑クリック
子どもの頃、Dr.に自閉的傾向あり!と言われた息子、ADHDも併発?通院中の精神科へ行くお金も無く。。。
19ヶ月で6回もクビになり、奇跡的に約3年続いた短時間アルバイトも解雇…無職!
大人の軽度発達障害?の息子と、膠原病の母の記録…おおげさだな~。
本文中では、発達障害に愛情を込めて?「発ちゃん」と記述しております。

※誹謗中傷・公序良俗に反するもの・他人が不快に感じる内容などの書き込みは、削除させていただきます。

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最近の記事
最近のコメント
カテゴリー
リンク

このブログをリンクに追加する

最近のトラックバック
FC2カウンター

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。